FC2ブログ

中国の宗教弾圧、ざっくりまとめ。中共は神を従え仏僧に仏教を説くのだ


【中国の教科書が聖書の一節を書き換え】



いわゆる宗教というものは、教義や哲学などそれぞれの固く守るべき教えがあります。


中国ではそうした宗教の宗教たる由縁も矜持もお構いなしで、共産党にとって都合のいいものに改変させてしまいます。


冒頭の報道のように、聖書の一節を書き換えて


「罪のない人だけが法を執行できるのなら法は無力になる」


と、愚かなことをキリストにいわせています。


コレにとどまらず、キリスト教の改変は酷いもので、カトリックの教本に次のような記述があるそうです。


「神は中国を愛している」

「岳飛(12世紀の武将)のように国に忠義を尽くせ、とイエスが言った」



【Twitter1】




一神教の神が無神論の中国という国を愛しているとは、いったいこの世界はどうなってしまったのでしょうか。


そもそも聖書を読めば、イエス・キリストは助けを求める女性を異教徒だという理由で見捨てたという話もあるぐらいなのに、神が中国を愛するとは?


こうした酷い状況を知ったネットユーザーは激怒していますが、カトリックの総本山、バチカンは沈黙です。


それどころか、現ローマ法王 フランシスコ教皇は中国の市場を重視し、共産党の無礼を容認する構えです。


本来、教会の司教はローマ法王によって任命されますが、中国ではかねてより共産党が任命しています。以前のローマ法王はこれを許さず、中国と断交状態でした。


  参考リンク:中国政府、カトリック地下教会を内部から崩壊させる(Bitter Winter)



フランシスコ教皇は一転、中国を訪問し、共産党と秘密協定を結んだ様子。



【バチカンに警戒促す「中国共産党は神を従わせる」】



バチカンが中国を容認し、カトリックの多い香港の弾圧にも黙認し、いま国際社会で大問題となっている中国の人権問題にも沈黙を続けているこの状態。これを危険視しているアメリカが、ポンペオ国務長官の口からローマ法王へ苦言を呈しています。


このため、、、どうやらローマ法王はポンペオ国務長官を避けているようです。


フランシスコ教皇を責めるべきか、中国の影響力に驚くべきか、とにかくこれは困った事態です。



【中共の人権侵害に沈黙 ローマ教皇、ポンペオ国務長官との会談を回避】




チベット仏教と中国仏教



中国における宗教の問題はキリスト教だけではありません。


チベットはかつて独立国家でしたが、1949年に人民解放軍の侵略を受け、以来チベット人とチベット仏教は迫害されています。



【中国でのチベット人虐殺! 信じ難い出来ごとが現実に起こっている。】




【チベット―中国による史上最悪の人権侵害【ザ・ファクト♯009】】




チベット仏教には2人の法王がいます。ひとりは、ダライ・ラマ。1959年からインドに亡命して、現在も中共の支配に抗っています。その平和を訴える活動が評価され、1989年にノーベル平和賞を受賞しました。


もうひとりの法王は、パンチェン・ラマ。こちらは中国共産党に拉致され、監禁され、脅迫され、再教育されて、いまは中共認定のラマ(法王)としてチベットの正当なリーダーということにされています。


この、中共のラマの側近であるリビング仏陀アジャ なる僧が、インタビューの中で次のように言ったそうです。


「中国の仏教寺院では中共宗教局の秘書が仏僧に対して『仏教とは何か』を講演していた。中国にはもう仏教は存在しない」



【【冗談じゃないよ】習近平 チベット統治の2つの難題(2)】



チベット仏教だけでなく、おそらく全ての寺院で中国国旗が毎朝掲揚されているのではないでしょうか。


【Twitter2】




イスラム教


ウイグル人の強制収容所ではイスラム教を捨てさせようと、豚肉を食べさせ習近平や毛沢東を拝まされているというのは、もはや有名な話でしょうか。


  参考リンク:ウイグル漫画日本語版まとめ(清水ともみ)



収容所ではレイプ、暴行、拷問、軟禁、不衛生なすし詰め生活。


「神よ・・・」


とでもつぶやく言葉が聞かれてしまえば、さらなる「教育」が待っています。



町からウイグル人が少なくなり、祈りの影が薄くなったモスクでは、部外者がピクニックでもして酒や豚肉を持ち込んでパーティしていたり、ガシガシと取り壊してしまったりと、ひどい追い打ちが待っていました。



【Twitter3】



もちろん中国にはウイグル人以外にもイスラム教を信仰する人たちはいます。


どのモスクにも、習近平の肖像が飾られていたり、中共化は免れないようです。




法輪功(宗教ではないが関係ない)



法輪功という、気功を修練して心身を健康にするグループがあります。


これがなかなか素晴らしいそうで、1990年代には7000万人もの修行者がいました。これは、当時の共産党員の数より多かったとか。


時の総書記、江沢民は法輪功のこの勢いを恐れました。


法輪功のグループが何を目的としているのか、どういう集まりなのか、そういったことは関係ありません。


共産党を上回る大きな組織として、江沢民は恐れてしまったのです。


元々、法輪功は宗教ではありません。しかし、いわば「オウム真理教」のようなレッテルを貼られて、2000年あたりから弾圧が始まりました。


法輪功修行者は、とにかく逮捕。拘留。拷問。




【「これは現実だ」FOXニュースが法輪功迫害について詳細報道 | US NEWS | 海外】



実際に法輪功学習者を逮捕していた警察官は、彼らのことを


「礼儀正しく立派な人たちだ。どうして逮捕しているのかわからない」


と言っていたそうです。




【【禁聞】元警官が語る法輪功迫害「誰も理由を知らなかった」|新唐人|中国情報| 気功| 報道|ニュース】



そして悪いことに、時代は中国で「臓器移植」の走りでもありました。


臓器移植が金になる、ということがわかり、執刀件数が増えるとともに、法輪功学習者の逮捕と行方不明も増えていきました。


今でも、このような弾圧は続いています。


臓器狩りがなくならない限り、法輪功弾圧もなくならないでしょう。


今年8月、ある法輪功学習者の家に、ドアを叩き壊して4人の警官が侵入しました。


目的は、その人の採血でした。白昼堂々と、こいつらを臓器狩りのターゲットにしているぞと言っているようなものです。



【法輪功学習者に強制採血】


その時、警官はこういいました。


「これは国が決めたことだ」


「法輪功学習者に対しては、法に則らなくてもよいのだ」


「(法輪功学習者を)ひとり残らず滅ぼすのだ!」


まあ、法輪功を逮捕したところで現場の警察官には臓器移植の儲けから分け前が貰えるわけでなし、おそらくはノルマ達成で幾ばくかの報奨金が出るか、あるいは暴力の対象者として心が粗くなっているのかもしれません。




世界市民は宗教を重んじる、のか?



世界人口の多く、特に先進国といわれる国々では宗教が身近にあること、そしてそれを尊重することは常識となっています。


ここまでご説明した中国の非人道的な宗教迫害がもっと認知されたら、世界はいったいどうするでしょうか。


中国の人権問題が欧米で厳しく批判されている昨今、習近平氏は「ウイグル人に対する政策は正しい。堅持すべき」と明言しました。


  参考リンク:ウイグル族同化政策「完全に正しい」…習氏、6年ぶり重要会議で(読売新聞)



これから、世界の国々は中国の宗教弾圧とどのように向き合っていくでしょうか。


人権問題であれば、マグニツキー法のような法整備や、アメリカのやっているような制裁措置も考えられるのでしょう。


宗教を問題視するとなれば、少し勝手が違う気がします。


世界が本気で中国人民の宗教=信仰によって苦難を強いられている人たちを救うつもりになったら、これまで以上に厳しい対応で迫られることになるのではないでしょうか。


とはいえ、中国とデカップリングするような措置では、中国の国内問題は解決しません。


いったい、どこの神様が中国共産党というシステムに天罰を与えることになるのか・・・。






  参考記事:香港ドルの暴落近し?米国の香港制裁と中国の経済をワッチせよ



  参考リンク:全ての記事を表示する








スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

Profile

ようじ

Author:ようじ

Latest journals
Archives

全ての記事を表示する

Monthly archive
Category
カテゴリ:手法のまとめ
Check it!
Search form
Display RSS link.
Link