USDHKDのスワップポイントが変更。手法への影響は?
当ブログでは昨年5月から毎日、特定通貨ペアのスワップポイントを記録しています。
半年ぐらいの間はどの通貨ペアにも変化はなかったのですが、先月12月にUSDZARのスワップポイントが変更され、かと思えば先日1月29日にはついにUSDHKDのスワップポイントも変更されてしまいました。
とはいえ、USDZARはマイナススワップがつくようになってしまったので両建てスワップ手法ができなくなりましたが、USDHKDの新スワップはまだギリギリ両方向プラス設定なので、当ブログで紹介している手法もまだまだ使えます。
参考まとめ記事:初心者でも勝率100%を目指せるUSDHKD片張り無裁量手法
USDHKDの新スワップは
買いの時 +0.1
売りの時 +0.3
になりました。
損益額でいえば、
USDHKD1ロットでエントリーした場合、
買いの時 約1円(0.01米ドル)/日
売りの時 約4円(0.04米ドル)/日
・・・ぐらいでしょうか。
スワップ自体は儲けにはなりませんが、USDHKDの場合はマイナスさえつかなければ、いいのです。プラススワップであることで、精神安定剤としての役割が大きいですから。
USDHKDは底値圏から買うか、天井圏から売って、利確する日まで何ヶ月も待たなければいけません。損切りにかかることはないとしても、もしもマイナススワップで含み損が増えていては不安になってしまいます。逆に、微益でも貯まっているということであれば、いつまででも待っていられる気持ちになるでしょう。
というわけで、今回のスワップポイント変更は、当ブログで紹介している手法にとっては、セーフでした。まだまだGEMFOREXで稼がせてもらえます。
ところで、なぜ、いまになってUSDHKDのスワップが変更されたかというと、、、まるでわかりません。今の時期、USDHKDを買うならともかく、売ってスワップポイントを貯めようという人はそんなに多くないと思います。買いのスワップポイントは、以前でもわずか0.9ポイントと、そんなに高くはありませんでした。
いまの香港の情勢を見ての措置なのであれば、深淵すぎて私にはわかりません。
GEMFOREXが、少しでも社の収益改善のためにスワップポイントを下げたのではないかとしか思えません。それを裏付けるように、ちょうどこの記事をアップしようとしていた今日、2月1日から、EURUSDとUSDJPYの平常時スプレッドも0.1pip増えて 1.3pipsになっています。その他にも、収益改善のための措置があるかもしれませんね。
また、他の通貨のスワップポイントを一通り見渡してみても、新たに両方向プラスに転じた通貨ペアはないようです。
これからも、ワッチを継続していきましょう。
ちなみに、12月にUSDZARのスワップポイントが変更された理由は、私の推測ですが、おそらく下記のブログで3すくみ(両建てでなく、3通貨の掛け合わせ)手法が紹介されたからではないかと思います。
参考リンク:【月利82%!?】カエル式3すくみについて解説!【GEMFOREX】
正直、この3すくみでもトレード損益がスワップポイントを超えてしまう可能性は残るので、私はやりません。が、スワップの稼ぎは大変なものになります。
だから、GEMFOREXも対策を取らざるをえなかった?
・・・ですが、変更後のUSDZARのスワップポイントでは、大きなマイナスを食らってしまったはずです。
もし本当にこの「3すくみ」のせいでUSDZARのスワップポイントが変更されてしまったというのであれば、GEMFORXの収益を削るような手法はNGということですね。
やはり、GEMFOREXはじめ、FX会社とも共栄しなければ手法の寿命も長くは保ちません。