初心者でも勝率100%を目指せるUSDHKD片張り無裁量手法
GEMFOREXでは、USDHKDに両方向プラスのスワップポイントをつけています。
つまり、USDHKDを買ってもプラスのスワップ、売ってもプラスのスワップがもらえるということ。
今日のスワップ |
|||
通貨ペア |
スワップロング |
スワップショート |
備考 |
EURUSD |
+0.247 |
+0.253 |
記録開始の令和元年5月1日から、変更なし |
USDJPY |
+0.213 |
+0.287 |
|
USDHKD |
+0.90 |
+1.48 |
EURUSDではこれを両建てしてスワップだけ稼ぐことができるわけですが、USDHKDでは片張りの方が効率的にトレードすることができます。
しかも、資金管理さえ間違えなければリスクはほぼ完璧に、ゼロ。勝率100%も夢ではありません。
そんな夢のような手法を紹介します。
唯一の欠点は、チャンスが少ないこと。
今のうちにこの手法を学んでおいて、チャンスが来たら逃がさないように心の準備をしておいてください。
※追記:2020年5月、スワップポイントが変更されました。該当の追記欄(本記事の末尾)を必ずご確認ください。
USDHKDは天井と底が決まっている
香港で使用されている香港ドルという通貨は、1983年よりアメリカドルとのドルペッグ制が採用されています。
つまり、アメリカドルとの交換レートが固定されているので、米ドルの価値が上がれば香港ドルの価値も上がり、米ドルの価値が下がれば香港ドルの価値も下がります。
その固定レートとは、1米ドルあたり7.8香港ドル。
それが2005年より、対米ドルとの間にもいくらかの”値幅”を許されるようになりました。
その、USDHKDの値幅というのが、
上限 7.85000
下限 7.75000
になります。
香港の一国二制度が維持され、ドルペッグ制の撤廃とならない限り、USDHKDの価格はこの値幅の中に収まることが決まっています。
これはもう、ファンダメンタルズという曖昧なものではなく、社会の厳格なる決めごとです。
香港の経済体制が根本から見直される事態にならない限り、この決めごとは続いていくだろうと考えられます。
そうならば、あとは簡単ですね。安い時に買って、高い時に売る。あとは、利益が出るのを待つだけ。
簡単な話です。
USDHKDを取り巻く複雑な香港問題
香港といえば投資や金融の都市というイメージがあるかもしれません。しかし実際はそれだけが取り柄というわけではなく、消費税もなく税金も安いタックスヘイブンなので、多くの外国企業が拠点を設けて経済的な優遇を受けています。
つまり、海外の企業や投資家からの視線に常に晒されているため、香港市場に資金が集まるのも出ていくのも、香港の情勢次第というところがあります。
それはある意味シンプルなもので、
「香港の銀行に資金を預けていたらやばい」
と思えばシンガポールなどに資産が避難させられていくし、安全だと感じればビジネスのために資金も戻ってきます。
最近のことでいうと、2019年6月に100万人のデモ行進、200万人のデモ行進と、それから半年以上にわたる抗議活動が続いています。
6月当初は市民の要求を警察の武力で押さえ込もうとする香港政府のやり方に、市場は楽観視をしていた感があります。
これは様子がおかしいぞと気づいたのか、7月後半から8月にかけて資産は流出、USDHKDも天井圏まで一足飛び。
抗議活動の発端となっていた「逃亡犯条例改訂案」の撤廃を香港政府が決めたのが9月上旬。これに安心したのか、流出した資金は香港に戻り始め、USDHKDも下落を見せ始めました。
しかしこれがまた、一時的なもの。9月になっては逃亡犯条例撤回だけでは全く事態の解決にならなかったのです。6月から続く警察による暴力と不当逮捕による社会不安を解決しない限り、香港人の抗議活動は終わりません。
それどころか、香港政府はデモの鎮圧のために緊急法(緊急状況規例条例)の発動をちらつかせるようになりました。緊急法が発動されれば、もうありとあらゆることが香港行政長官の意のままに「法改正」され、情報統制、物流制限、出入境コントロールはもちろんのこと、市民や企業の預貯金も自由に引き出せなくなるかもしれません。
こうしてUSDHKDは香港の時事情勢によって大きく振り回されています。
いや、国内情勢に通貨の価値が乱高下するのは当然のことではありますね。
何が言いたいのかというと、この社会不安はこの先も継続的、あるいは断続的に続いていくだろうということです。
12月現在、日本では香港デモの報道が少なくなったようなので、多くの日本人にはデモは終息したように見えているかもしれません。しかし実際には、デモや各種の抗議活動はまだまだ続いています。
先述の通り、警察が暴力をやめ、数々の不当な行為について法で裁かれるか、少なくとも公正な機関による調査、しかるべき改正措置がなければ、デモは終わりません。多くの香港市民にとって、警察権力を振りかざした暴漢/強姦魔が街を占拠しているように感じているからです。
しかしながら、香港政府は警察の悪事を100%擁護しているので、警察が裁かれることもないし、調査されることも期待できません。つまり、デモが終息するというアテがありません。
期待が持てるとすれば、海外からの干渉だけなのですが、、、米国からの干渉については、香港との経済関係を見限られることになれば、香港ドルの米ドルペッグ制が崩壊しないとも限りません。
仮に、現在のデモもある日、何らかの理由で収まったとしましょう。
その先、私には確信がありますが、また新たな騒乱が起きて、海外への資金流出や投資家自体が逃げていくというようなこと起こることでしょう。2047年の一国二制度の終了予定日まで、何度も繰り返すはずです。
つまり、USDHKDはこの先も、いくらか下げを見せてはまた天井圏に引っぱり戻されるという動きが続くだろうと考えています。
USDHKDは下から買い上げるのが得策
というわけで、USDHKDのトレードは
天井圏にあれば売り
底にあれば買い
という理由がお分かりいただけたかと思います。
ここで、ドルペッグ制が撤廃されたときの想定をしてみましょう。
アメリカは香港が1997年に中国に返還されてからも、一国二制度というある意味で経済的独立を維持できるという前提のもと、多大な投資を香港に投じてきました。
そのアメリカとの関係がこじれて、経済制裁を受けてドルペッグ制が崩れるほどになれば、香港ドルの価値は暴落し、USDHKD7.75〜7.85の天底の壁がなくなり激しく上昇を見せるに違いありません。
なので、このように社会不安リスクを考慮に入れるのであれば、売りポジションを持つよりも買いポジションを持っておきたいと考えるのが理に適っているのではないでしょうか。
USDHKDが7.75まで下がっても口座残高が耐えられる計算でポジションを建てれば、あとは利確の日を楽しみに待つばかり。待っている間は、毎日スワップ貯金がちゃりんちゃりん、ということです。
テクニカルが、意外と効く
USDHKDはマイナー通貨だし、天井と底も決まっているので相場の動きもイレギュラーだろうと、無意識に考えていた私がいました。
ところがどっこい、意外とテクニカル分析が効いていることがわかってきました。USDHKDの魅力に気がついている人は意外と多くいて、大金を突っ込んでいるということなのかもしれません。
特にトレンドラインや水平線は、よく機能します。
裁量なしでも勝てるのが本稿の手法ですが、テクニカルに自信のある方は、裁量を持ち込んでみてもいいでしょう。
分かりやすいテクニカル分析と、分かりやすいファンダメンタル分析、そしてぶっちゃけ裁量なんてゼロでも勝てる方法のあるUSDHKDは、実は初心者にオススメの通貨ペアかもしれません。
USDHKDの買い方/売り方
最重要課題の資金管理は、簡単に比例計算
試しにデモ口座でUSDHKDを1ロット売ってみると、だいたい
1ロットの取引でスプレッド15pipsあたり約20米ドル
の含み損から始まります。
これを比例計算すると
USDHKD 1ロット 取引するとき1pipあたり約1.35米ドル動く
ということがわかりました。
これだけ情報があれば、口座残高の破綻しないロット数が算出できますよね。
なぜデモ口座でやったかって?
そりゃあ、計算の苦手な初心者さん(と私)が数字を駆使してUSHKDの値動きに対する米ドル(もしくは日本円)での含み損を算出するよりも、デモ口座で実際に入れてみた方が早くて確実な数字が出てくるからです。
次に天と底の具体的な数字ですが、下限の設定は7.75000、上限は7.85000ではダメです。スプレッド分と、加えてストップ狩りに耐えられる余裕を持たせなければ。天井圏と底値圏で注文の集まる時は、FX業者にとって『狩り場』に等しいですから。
私の場合は、
上限:7.85500
下限:7.74500
に決めています。
理由は、GEMFOREXのUSDHKDの過去チャートで見える範囲のうち、最安値をつけたのは2016年7月の7.74635 だからです。下限のはずの7.75000を突き抜けています。相場の中でそれぐらいの「ブレ」はあるのだということがわかりました。
では、この数字を元に実際に計算してみましょう。
例題1)
口座残高: 200ドル
ボーナスクレジット: 400ドル
USDHKD 現在の価格: 7.84000
ショート損切り逆指値設定: 7.85500
このとき、売り注文で入れることができるロット数は?
計算
7.85500 ー 7.84000 = 150pips
600ドル ÷ (150 pips x 1.35ドル) = 2.96ロット
はい、簡単でしたね。口座残高とボーナスを合わせて600ドルの証拠金。これだけあれば、7.40000のときに2.96ロットまで売りポジションを持つことができます。
ちなみに売りポジションの今日現在のスワップポイントは +1.48 なので、香港ドルで1.48ドル分、米ドルに換算すると約0.19ドルです。2.96ロットも入れれば、1日当たり0.56米ドルのスワップがちゃりんちゃりんです。
例題2)
口座残高:100ドル
ボーナスクレジット:300ドル
USDHKD 現在の価格: 7.78450
ロング損切り逆指値設定: 7.74500
この時、買いポジションは何ロットまで入れてもいいでしょうか。
計算
7.78450 ー 7.74500 = 400pips
400ドル ÷(400pips x 1.35ドル)= 0.74ロット
7.78450という、底値圏までまだ離れているようでいて、GEMFOREXからしかるべきボーナスをもらっていれば、自己資金たったの100ドルで0.74ロットもの買いポジションをとることができます。
7.80000より下なら全力買いせよ
というわけで、中央値の7.80000を下回ってくれば、ある程度買いポジションを投入できる射程範囲になってきました。
そして一方で、上記での香港情勢の解説のとおり、またテクニカル的に7.78〜7.79に分厚い岩盤支持ゾーンがあることからしても、この辺りからいつ上昇して天井圏に戻ってもおかしくありません。
これはもう、7.8を下回れば、買える時に買っておくが吉でしょう。
下がっては買い、下がっては買いと、ナンピンのように買い足していくのがよいと思われます。
具体例が下の記事にありますのでご参照ください。
関連記事:USDHKDは今が買い時。私のポジションと買い方を公開
相場が下がっても絶対に強制ロスカットにかからないだけの資金管理を徹底していれば、入れたポジションは将来的に全て利益になります。
それでも運悪く負けてしまった場合は、、、、もしかすると相場の神様も勝利の女神も微笑んでくれないタイプの方なのでしょう。このような「不運」をリスクのひとつと考えるならば、失っても生活に困らないお金だけを、自己責任で投入するようにして下さい。
また、上記の香港情勢の解説でも申しましたが、売りの場合にはドルペッグ制が外された時の相場上昇リスクが怖いです。
「香港ヤバいな、アメリカからの圧力がハンパない・・・」というような時は、よくニュースを見ながら、売りポジションをとるかどうかを決めてください。そして、薄利でも含み損でも、いつでも離脱できるように心構えをしておいてください。
GEMFOREXのボーナスを活用するべし
以上で解説した手法は、GEMFOREXの両方向プラススワップをアテにしたものです。
他のFX会社であれば長期保有ではマイナススワップで利益が削られてしまうかもしれませんが、GEMFOREXの場合はプラススワップが継続されている限りそのような心配がありません。
また、せっかくGEMFOREXを利用するのだから、手厚いボーナスを最大限に活用しましょう。
口座開設ボーナスキャンペーン
始めてGEMFOREXで口座を開設する方を対象に、口座開設だけでトレードに使える証拠金をプレゼントしてくれます。
その金額は1万円〜3万円。キャンペーンのタイミングによって変わります。
3万円のキャンペーンは年に数度しかない貴重なものなので、もしも3万円の口座開設キャンペーンに出くわしたならば、速攻で口座開設に進むべきです。
開設自体は名前とメールアドレスの登録だけなので2分で済みます。
本人確認書類は後日ゆっくり提出すればいい。
3万円のキャンペーンは非常に少なく、通常はよくても2万円のキャンペーンなので、GEMFOREXを試してみようと思われた方は、2万円のキャンペーンの日に登録しましょう。
100%入金ボーナスキャンペーン
口座開設2万円ボーナスキャンペーンと交互に行われているのが、100%入金キャンペーンです。
その名の通り、入金額と同額のボーナスをプレゼントしてくれるという、太っ腹なキャンペーンです。
1万円入金すれば1万円のボーナス。100万円入金すれば100万円のボーナスがもらえます。
もちろん、出金はできませんが、トレードの証拠金がこんなに増えるのはかなり有り難いことです。
ただし、注意することが2点。
1点目は、このキャンペーンは抽選式であること。
キャンペーン期間中に、登録されているアカウントの中からボーナス適用対象者を抽選します。運が良い方は何度も対象に選ばれるし、運の悪い人はなかなか当たりません。
いずれにしろ、口座を保有している人しか抽選対象にならないので、口座開設2万円ボーナスのときに口座開設をしておいて、それから100%入金ボーナスのキャンペーンを待つというのがよいでしょう。
もう1点の注意は、100%のボーナスをもらえる条件が変化してきたこと。
先日、2019年12月上旬の100%ボーナスは、抽選で当選したとしても、銀行振込だけが対象でした。その他の入金方法では、50%だけの適用。
その次の100%ボーナスキャンペーンでは、これがまた入金方法の制限はなくなりました。次以降はどうなるのか、さっぱりわかりません。当選したときは、ご利用条件をよく確認してから入金を決めて下さい。
他社から乗り換えキャンペーン
これは、GEMFOREX独特の取り組みだと思います。
他のFX会社を利用中の方が、GEMFOREXに乗り換えることを検討したとしても、タイミングによってはポジション保有中だったりしますよね。
わざわざポジションを解消してGEMFOREXに移籍するとなると、ポジションの含み損が損失に確定してしまいます。
それを補填しようというのが、GEMFOREXの『他社から乗り換えキャンペーン』です。
人数限定という前提がありますが、もうこのキャンペーンを開始して何年経ったのでしょうか。きっと、公式サイトに掲載されている限り、いつまででも、何人でも受け入れてくれるのではないでしょうか。
まさか、他社でうまくいっているトレーダーが乗り換えしてくるとはGEMFOREXも考えてはいないと思うので、ある程度の含み損が塩漬けされているような人がターゲットだと思います。
受け入れてもらえるかどうかは事前に審査がありますので、気になる方は申し込んでみてはいかがでしょうか。
こちらのページからご確認いただけます。
>> GEMFOREX 他社から乗り換えキャンペーン 公式ページ
間違いなくボーナス対象の口座になるために
実は、ある一定のサイト(キャッシュバックサイト)を経由して紐付けされてしまった場合、せっかく開設した口座が「ボーナス対象外」になってしまいます。
無意識的にそのような自体にはならないかと思いますが、ご心配な方は下のリンクをご利用ください。このリンクから口座開設に進めば、ボーナス対象口座になります。
ボーナスクレジットは出金で消える
最後に、ボーナスクレジットの最大の弱点をお伝えします。
それは、出金と同時にボーナスが口座から消失してしまうということです。
もとよりボーナスの出金はできないので、利益が出るほど成功した場合はボーナス消失しても構わないかもしれませんが、問題は別の保有口座のボーナスも同時に消失してしまうことです。
別口座がポジション保有中であっても、容赦なくボーナスクレジットが消えていってしまうので、出金前には別口座までしっかり証拠金が十分あることを確認してください。
また、「他社から乗り換えキャンペーン」で他社での損失補填として当てられるクレジットも同様です。これも、いずれかの保有口座からの出金と同時に消失します。
出金のタイミングとそれからのシミュレーションは、しっかり重ねておきましょう。
まとめ
・ GEMFOREX の USDHKD であれば、(今日現在は)売りでも買いでもプラスのスワップがもらえるので、長期保有も怖くない。
・ 資金管理の計算が最重要であり、トレード根拠となる。
・ USDHKDは天井と底値圏が決まっている通貨なので、「高ければ売り、安ければ買う」という単純なトレードができる。
・ 香港ドルの価格は香港の情勢により大きく上下する。そして香港の一国二制度をゆるがすような事態があれば、ドルペッグ制も廃止されるかもしれない。そんな危機的状況は、この先、何度も訪れる。
・ 有利にトレードをするために、GEMFOREXのボーナスを活用しよう。また、出金するとボーナスクレジットが消えてしまうことを知っておこう。
追記:2020年5月16日
ついにUSDHKDのスワップポイントが変更されてしまいました。

今日時点のスワップポイントで 次の程度のマイナススワップが発生する計算になります。
買いポジション1ロットあたり >> 2.54香港ドル/日 = 0.33米ドル/日
売りポジション1ロットあたり >> 1.05香港ドル/日 = 0.14米ドル/日
※ USD1 = HKD7.8として概算
買いポジション1ロットを保有したとして、100日経過しても33米ドル(約3500円)程度の損失ですので大勢に影響はありませんが、ロスカットのリスクを少し深めにとるようにして下さい。
最新のGEMFOREX のスワップポイントはコチラから確認できます。